2015-12-24 葛藤 それにしても、見られることへの恐れ、知られることへの恐れが、これを彫ることをためらわせ、しりごみさせる葛藤になっていることもまたたしかなこと。 この関の手前で引き返すのも、そこで逡巡させるのも、消えないこと、見られることへの世間体をおもんぱかるゆえであり、そこに見えない視線を意識するからである。